デリー市街をぶらぶら。相変わらずしつこい客引きを無視しつつ。
しかしどこに行くあてもない。
とりあえず重い荷物をかつぎながら歩くのは疲れるので、ホテルを決めてしまおうかと思った。
そんな時、一人の青年に話しかけられる。
「このへんは近々イスラム教の祭りがあって、旅行者が狙われるから危ないよ。
お祭りの時はこのへん来ないほうがいいよ」
海外一人旅ルーキーのオーラが出ていたのだろうか、親切にも危険な場所だということを教えてくれた。
「わかった。ありがとう」
と立ち去ろうとすると
「ちょっ 待って。おれ学生なんだけど、日本のこととか勉強してんだよね」
みたいなことを言い出して、雑談。しばらくして行こうとすると「待って」の繰り返し。
どうやら旅行代理店に連れて行きたがってるっぽい。客を連れて行けば、彼にも金が入るのだろう。
現地の旅行代理店で高いツアーを組まされたなどの被害を聞いているので、警戒しつつも、
他にあてもないので付いていくことに。
近くのオートリクシャーを停め乗り込む。クラクションを連打しながらデリーの街を疾走。
周りに車がいる限り。クラクションの音が無い時間は無い。
旅行会社に到着し、チャイを飲みつつ旅行の計画を建てる。
インドの旅行会社にも、日本の「地球の歩き方」が置いてある。
滞在日数が1週間程度なので、おのずと行ける場所も決まってしまう。
とりあえず電車の予約を取ろうとネットにつないだものの。キャンセル待ちが100人を越える状態でとても乗れそうにない。
ちなみに日本からでもネットで鉄道の予約ができるみたいです。通常出国前にやるみたいです。
仕方が無くドライバーを雇うことに、一週間デリーにいてもいいかもしれないが、せっかくなので色々行ってみたかった。金額を確認して契約。本当に大丈夫だろうか。
事務所の人が方々に電話を書け始める。チャイを飲みながらしばらく待っているとドライバーが到着。名前は忘れてしまったが、いい人だった。
インドのカローラ風の車に荷物をのせ出発。まずは、プシュカルというところに向かいます。
深夜にインドに到着してから寝ていなかったため、クラクションの洪水の中爆睡。
途中レストランに寄る
メニューを見て無難にチキンカレーとビールを注文。観光客向けのお店なのか、料金はすこし割高。客も西洋人が多かった。まあまあ美味しかったです。この後もカレーを何度も食べる事になります。
その後また爆睡。
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