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ジムニージプシー
愛車ジムニーにて現実逃避一人旅を妄想する 引きこもり系アウトドアブログ 
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その後しばらく走ったが、たまに目を覚ましつつほとんど寝ていた。
牛に進路を阻まれて車が止まったり、大きなトラックが道を逆走してきたり。
ルールが無いのがルールと言った感じの、インドの道路交通を断片的に記憶している。

助手席にいる自分が怯えたからと言って、交通事故に合わないわけじゃないし、
なるようになれと、あきらめて寝ていた。
でも実際ドライバーは、なかなかのドライビングテクニックで、
私を砂漠と湖の街プシュカルまで送り届けてくれた。

到着直前にドライバーから、
「この街では、酒は飲むな」「花を渡されても受け取るな」という注意をされる。
街にはたくさんの寺院があり、車でホテルまで走る間にもいくつも通りすぎた。
小さな街だが、400くらいの寺院があるらしい。
おそらく、聖地だから酒が飲めないのだろう。
花を受け取るなというのは、花を渡してから金を要求する子供がいるらしい。

ホテルに到着。なかなかいい感じのホテルだ。
私がチェックインしたすぐ後に、白人の美女たちがチェックインしてきた。
みんな10代後半くらいのかわいい女の子で、女子だけで旅をしている様だった。
お近づきになりたかったが、英語が出来ないのが悔やまれた。

IMG_0504

ドラクエの鍵のような部屋の鍵を受け取り、部屋に案内される。
大きなバックパックを置き、キングサイズのベッドにダイブ。
連日、飛行機と車内でしか寝ていないので、久々のベッドだ。
危うく寝てしまいそうになる。

ホテル内のレストランに食事に行く。
またカレーを食べる。宗教的な街だからか、すべて「ベジ」のメニューの様だった。
IMG_0506
新しい食べ物に挑戦しようと、メニューを適当に指さして注文。
豆腐みたいなものが入ったカレーだった。美味しかった。

シャワーを浴びにバスルームへ。
バスルームも結構広い。トイレには、お尻を手で洗う用の桶とホース状の水洗がある。
もちろんトイレットペーパーもある。(でも少ししか紙が巻かれていない)
何事も体験してみなくては分からないと思っていたが、インド式のトイレの作法は実行しなかった。

最初の旅行会社で、ホテルのグレードを決める際に、
上・中・下の3段階のどの変がいいかと聞かれた。
上は高価なホテル、中はそこそこ、下は安いホテル。
私は安いホテルで充分と思っていたが、「下」のホテルはお湯が出ないと言われ、
お風呂が大好きな私は「中」ランクのホテルに決定した。
バスタブは無いが、熱いお湯を浴びればリフレッシュ出来る。

さっそく服を脱いでバスルームに入る。お湯の蛇口を開くが一行に湯が出てこない。
シャワーの上部に電気式の給湯器のようなものが付いていて、おそらくここでお湯を沸かしているのだと思われるが、スイッチを入れ直してもお湯は出ない。というか電源が入らない。
プシュカルはインドでも北の方で、季節は2月。夜は肌寒く水を浴びるのはキツイ。

普段クレームをつけたりは出来ないタイプなのだが、これは言わないとだめだと思い。フロントまで足を運んだ。たどたどしい英語で状況を説明し、部屋まで来たもう。ホテルの人が、何度か試しているが、やはり壊れているようだ。その後、あっさり部屋を変えてくれた。

勇気を出して言ってみてよかった。新しい部屋は、問題無くお湯が出るようだ。
やっとシャワーを浴びられる。普段使っているシャンプーも日本から持ってきている。蛇口を開けると温かいお湯が降り注いできた。体温が上がっていく幸福感。

体が温まったまま布団に潜りこみ、そのまま眠りたい。。。。と思ったがつかの間
温度がみるみる下がっていく。また壊れたのかと思って給湯器を見てもランプが付いている。どうやら一番最初の一瞬だけ熱いお湯がでるだけで、すぐ温度が下がってしまうようだ。
おそらく他の部屋も一緒だろう。

その後いろいろなホテルに泊まるが、どこもこんな感じだった。
水より多少温かい水が出るというだけ。

震えながらシャワーを浴び、ベッドに飛び込んでで眠った。

そして、これが原因で悪夢が起きる。




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デリー市街をぶらぶら。相変わらずしつこい客引きを無視しつつ。
しかしどこに行くあてもない。

とりあえず重い荷物をかつぎながら歩くのは疲れるので、ホテルを決めてしまおうかと思った。
そんな時、一人の青年に話しかけられる。

「このへんは近々イスラム教の祭りがあって、旅行者が狙われるから危ないよ。
 お祭りの時はこのへん来ないほうがいいよ」

海外一人旅ルーキーのオーラが出ていたのだろうか、親切にも危険な場所だということを教えてくれた。

「わかった。ありがとう」

と立ち去ろうとすると

「ちょっ 待って。おれ学生なんだけど、日本のこととか勉強してんだよね」
みたいなことを言い出して、雑談。しばらくして行こうとすると「待って」の繰り返し。

どうやら旅行代理店に連れて行きたがってるっぽい。客を連れて行けば、彼にも金が入るのだろう。

現地の旅行代理店で高いツアーを組まされたなどの被害を聞いているので、警戒しつつも、
他にあてもないので付いていくことに。

近くのオートリクシャーを停め乗り込む。クラクションを連打しながらデリーの街を疾走。
周りに車がいる限り。クラクションの音が無い時間は無い。

旅行会社に到着し、チャイを飲みつつ旅行の計画を建てる。
インドの旅行会社にも、日本の「地球の歩き方」が置いてある。

滞在日数が1週間程度なので、おのずと行ける場所も決まってしまう。
とりあえず電車の予約を取ろうとネットにつないだものの。キャンセル待ちが100人を越える状態でとても乗れそうにない。
ちなみに日本からでもネットで鉄道の予約ができるみたいです。通常出国前にやるみたいです。

仕方が無くドライバーを雇うことに、一週間デリーにいてもいいかもしれないが、せっかくなので色々行ってみたかった。金額を確認して契約。本当に大丈夫だろうか。

事務所の人が方々に電話を書け始める。チャイを飲みながらしばらく待っているとドライバーが到着。名前は忘れてしまったが、いい人だった。

インドのカローラ風の車に荷物をのせ出発。まずは、プシュカルというところに向かいます。
深夜にインドに到着してから寝ていなかったため、クラクションの洪水の中爆睡。

途中レストランに寄る
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メニューを見て無難にチキンカレーとビールを注文。観光客向けのお店なのか、料金はすこし割高。客も西洋人が多かった。まあまあ美味しかったです。この後もカレーを何度も食べる事になります。

その後また爆睡。







デリー市街到着。早朝のためか、 電車内はガラガラでした。

デリーの駅の中を、出口まで歩いていく。デリーの駅もすごくモダンで奇麗。
広い駅だが、途中人と全然合わなくて不気味になる。

ケンタッキーフライドチキンの看板があった。ヒンズーは牛は食べなくても、フライドチキンは食べるのかな。イスラムの人もたべるのかも。ユニバーサルなファーストフード。ケンタッキーのグローバリズム。などくだらないことを考えながら出口にたどり着きました。

外はまだ薄暗い。ガラスのドアを開けるとクラクションが鳴り響く音が聞こえる。
朝もやの中に、大量のオートリクシャー(三輪タクシー)が走っている。毛布をかぶり路上に座っている人々。さっきまでの空港や駅とは別世界の情報量の多さに若干フリーズ。

とりあえず街をあるいてみることに

街を歩いていると、リクシャー屋がしつこく誘ってくる。後部座席にむけてアゴを振り、乗れというジェスチャー。シカトして歩いていても、ずっと着いてくる。「No」と言ってもしつこい。

リクシャー屋を振り切ると、今度は路上に立っているオッサンが近づいてくる。なにやらパンフレットを見せながら、「Cheap hotel,Good hotel」などと言っている。宿の勧誘だ。そしてコイツもとにかくしつこい。

こんな勧誘が一分置きに来ます。

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新聞屋さん。路上です。

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路地裏。電線が蔦のように絡まりあいジャングルの様

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壷屋さんでしょうか。路上に大量の素焼きの陶器が並んでいる。

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雑貨屋さん?

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八百屋。手ぶれ写真が多くてすいません。

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旅の途中Vodafoneの看板を何度もみました。廃墟の壁にペイントしてあったり。
iPhoneは、インドの電話会社に切り替わっているものの、3g回線がつながらず、当然Google Map も使えず。写真を撮るだけのものに。


なんかどこを見てもマンダラを見てるような気分になります。カオスの中に調和を感じます。
リクシャー屋や、ホテルの勧誘にノーサンキューを連発して歩いているものの、行く所も、泊まる場所も決まっていないことに気づく。

さて、どうしようか。




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